皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
本日は先週末から導入したSHIMANOから今年の7月に発売された(多分)SPDタイプのビンディングペダルPD-ES600のインプレ記事を書いておきたいと思います。
僕はビンディングペダルについてはこれまで5800 105 SPD-SL、PD-A600 SPDを使用した経験があります。今回色々とあって使用せずに保管していたPD-A600 SPDを再登板させようとした所、故障している事が判明しPD-ES600を購入した次第です。
山間部での距離67km、獲得高度1670mライド
whitecollarcyclist.hatenablog.jp
Zwiftでの1時間15分のローラー練習
whitecollarcyclist.hatenablog.jp
合計100km程度使用しました。まだそれほど走り込めてないのでファーストインプレッション的なレポートにはなります。
ロード用SPDペダルはロードバイクで満足して使えるか
結論から言うとPD-ES600は使えます。PD-A600は使えない事はないという感じです。僕的にはA600しか知らなければ問題ないと思いますが、一旦ES600使うと戻れないと思います。
画像左がES600(左右ペア282g)、右がA600(左右ペア292g)です。
画像を見比べてもらえば分かると思いますが、踏み面の横幅が広がった事(それに伴い軸が短くなった事)、ペダル前方が三角状になった事、踏み面のパーツ自体が太く厚くなり剛性が向上した事。この3点が大きな差です。(クリートは付属のSH-51を使用しています。)
これによりES600は踏み面と剛性が相対的に大きくなりA600に比べてペダリングパワーがクランクに伝わりやすくなったと言えます。私見ですがSPD-SLに近い感覚でペダリングが出来るようになってます。ロードバイクでも気分よく使用出来る事でしょう。
クリート脱着の快適性はどうか
クリートの脱着性は5800 105 SPD-SLが一番フィーリングが良いです。パチンとしっかり嵌りますし踵をひねるとパチャっと分かりやすく外れます。ただES600はA600のようにガシャっとした感覚ではなくカシャンといった感じでより嵌めやすくなっているように思います。外す時もグニャっとした感覚はなくスチャっと外れます。これもペダルの剛性が上がった事による恩恵だと思っています。
しかもA600については嵌った感が薄く少し心許ない感覚が有りましたが、ES600については足の裏でしっかりと吸い付くようなペダル感があります。ペダルとシューズとのクリアランスが最適になるように見直されたのではないかと勝手に推測しています。
走行性能はどうか
早速ES600をヒルクライムでクルクル回したり下りでガシガシ踏んだりしてみましたが、回転性能含めかなり快適な使用感でした。峠のタイムもベスト更新とまではいきませんでしたがそこそこ速く走れてましたし、翌日にZwiftローラー練でも使ってみましたが脚の力がしっかりペダルに伝わっている感覚があり表示されるパワーもSPD-SLの時と概ね同じでした。
A600についてはロードバイクでそこまで本気では使ってませんが、シューズとの一体感と言われると少し劣る様な感覚です。
ロードバイクとのデザイン的な相性はどうか
これについては論より証拠で画像を見て下さい。
どうでしょう?僕は意外といい感じではないかと思います。
ロード用ビンディングペダルのおススメ度
SPD-SL00 → ★★★★★
PD-ES600 → ★★★★
PD-A6000 → ★★★
走る事に特化するならやはりSPD-SLが最適です。しかしながら、出先で少し歩くような事があるなら迷いなくSPDのPD-ES600を選びます。完全に私見ですがよっぽどの拘りがなければ価格から考えてもPD-A600を選ぶ理由は無いかなと思います。
という訳で本日はSHIMANO SPDペダル PD-ES600のインプレッション記事を書かせて頂きました。ES600かA600かはたまたSPD-SLとどれを選ぶか悩んでいる方のご参考になれば幸いです。
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