おはようございます、サラリーマンサイクリストのシュンです。
今日は前回アップした記事の続編になります。whitecollarcyclist.hatenablog.jp
お時間があればリンク先ものぞいてやって下さい。
という訳でジャンク品のCAAD10をDIYで組もうと決意し、問題のあったフロントフォークも色違いですが何とか手に入れたのですが…
BBの規格がBB30じゃないですか
ボトムブラケットというクランクシャフトを挿入する部分が、BB30というCANNONDALEが開発した独自規格だったのです。
BBに直接ベアリングを圧入する規格でその内径は30ミリ。それに対し手持ちの5700 105 FC-5750のクランクシャフト直径は24ミリ、しかもシェル幅も違うしでそのままでは使用できないのです。
SHIMANO互換アダプタを使う事に
BB30対応のクランクはFSA社やSRAM社などから発売されています。CAAD10の完成車にはFSA社のGOSSAMERがセットされているようですが、変速性能に多少難があるという評価もあり、BB30は使用し続けると異音がするという報告がネット上に沢山上がっています。
そこで、SHIMANOのクランクが使用できるようにするアダプタがサードパーティ各社から販売されていてそれを使用する事に決めました。
自宅からほど近いショップに飛び込みで相談し、数種類ある在庫の中からコスト重視でROTOR社の30to24というまんまなネーミングのアダプタを選び、圧入されているベアリングを外してアダプタの取り付けまでを依頼しました。費用は部品込みで1万円程度。まあまあしますね。
実はショップのミスで画像のように必要のないスペーサーがはまっていたので、再度持ち込んでやり直してもらうというトラブルがありましたが、何とかSHIMANOクランクが使える状態になりました。
画像の通り無事にSHIMANOクランクを取り付ける事が出来ました。
BB30のアダプタは結構種類が多いです
今回僕が選んだアダプタはスリーブ状になっていて、ネジでしっかりと締めこむものです。
※画像はメーカーHPから拝借致しました。
一番安く済むのはゴム状のシムをBB30のベアリングに左右から圧入する方法らしいですが、回転性能的にどうかといった部分と異音の根本解決にならない為最近は流行らないそうです。
またベアリングを外して、左右バラバラのベアリング付きアダプタをBBに直接圧入するパターン、これはBBに力がかかって歪んだ時にアダプタがBB自体を削ってしまう事があるらしくフレームには優しくないそうです。
この手のアダプタを販売しているメーカーはpraxisworks、TOKEN、TRiPEAK、WISHBONE(メーカーHP探せませんでしたのでリンクは貼ってません)などがあります。気になる方は一度調てみて下さいね。
無事に5700 105フルコンポで組めました
フォークとBB30への対応で少し手間取りましたが、ここから先はDIYで作業を進め一気に組み上げました。
2017年9月23日現在
組み上げてから約2ヵ月が経過しました。その間にも少しずつ手を加えています。出来上がってから500km程度走行しましたが、まだポジションが出し切れていません。その辺りの話もゆくゆく記事にしていきたいと思います。
次回は走行記録をアップ予定です
この記事は予約投稿にしておきましたので今頃は何処かを走っているはずです。次回はその模様をアップする予定にしています。