皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
昨日の続きです。
whitecollarcyclist.hatenablog.jp
サイクルライフショップ白星さんを辞して、そのまま帰るのも芸が無いので初心者の頃よく上ってた浄瑠璃寺への坂道へ向かいます。
そこから加茂方面に向かい木津川沿いを走って帰ろうと思ってました。
京都府道44号を右折して山の方へ向かうと前にロードバイクが2台走っています。
ペースがゆっくり目だったので一人目にはすぐに追い付きました。
元気そうなおじさんです。
挨拶して通り過ぎようとしたのですが、この方のバイク、フレームがピッカピカ。
キレイと言う意味ではなく、塗装を全部剥がしてバフ仕上げしてあるようです。クランクも(笑)
僕も金属産業に携わる人間なんでそりゃ声掛けるでしょ。
シュン「先輩、フレームピカピカですやん」
おじさん「おおーそうやろ、これ趣味で自分でやってんで」
シュン「バフ仕上げですか?凄すぎますわ」
おじさん「元はインターマックスの普通のアルミフレームなんですわ」
おじさん「ちなみに前走ってんのもツレ(友達)ですねん」
おじさん「城山台とここの坂を周回してますねん、これ5周目ですわ」
坂が始まると先行していたロードにも追い付いたんですが女性です。
シュン「頑張ってますね」
女性「5周目は辛いです」
並走しようと思ったんですがペースが合わなくて逆に気を使われそうだったので先行する事にしました。
今の自転車を買って一番最初に来た坂。懐かしいです。
あの頃はゼイゼイ言いながらインナーローで止まるようなスピードでしたが、今はアウターでダンシングを織り交ぜて走れるのでこの程度なら別にインナーが無くても困りません。
坂を上って少し下った所で待ってましたがお二人が来られません。
「このまま行くかぁ」
と思いましたが折角なので一旦戻って挨拶してから先に進もうと来た道を少し戻ると、お二人は坂を上り切って折り返していきます。
「それ周回じゃなくて往復練やんか」
と思って下り坂を追い掛けて程なくして追い付きました。
シュン「折角話し掛けたのに挨拶せんのはセンス無いかと思いまして」
シュン「また何処かでお会いしたらその時はよろしくです」
シュン「それはそうと、今日はチーム練か何かですか?」
おじさん「そうなんよ、それぞれのペースで頑張ろうって感じで」
おじさん「この子と脚合うから一緒に走ってるんですわ」
シュン「チーム練かぁ、そういうの憧れますわ~」
おじさん「おたくはどっかチーム入ってんの?」
シュン「いやいやいつもぼちぼち走ってるだけなんで。」
おじさん「うちのチーム入ったら?」
シュン「そんなノリでチーム入らんでしょ」
おじさん「いやそんな厳しいチームちゃうで」
おじさん「リーダーが近くにいるから会うだけ会ったら?」
シュン「そうっすね…」
その時は正直あんまり乗り気じゃなかったんです。そもそもが人見知りやしリーダーとか怖い人やったらビビるでしょ。
おじさんの押しに負けてとりあえずリーダーに会うだけ会って、適当に良い訳して帰ろうと集合場所に向かうのでした…
長くなったので中編へ続く。