皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
先週の土曜日の事、ラグビーの練習に行った長男坊が目に悔し涙を浮かべて帰ってきました。
聞いた所練習の中でノーボールタックルされたとの事…
かなり危険な行為です。
以前同じ子にどさくさに紛れて首を引っ掛かれた事もありました。
息子は一昨年の12月からラグビーを始めたばかりでチーム内では新参者。僕の目で見てても小学校に上がる前からやっていた子達数人が新参者を馬鹿にしている様子を以前から見て知ってました。
まあどこにでも有るような話です。
コーチが目を離した隙にやられた息子の悔しかった気持ちは痛いほど分かるけど敢えて息子に聞いたのは
「それで君は今後どうするのか?」
という事です。
僕は空手をやってた時期もありましたし、今やってる自転車にも一部言える事ですが
「実力が全て!!」
な部分がどうしても有るのです。負け犬は何を言っても負け犬。そこからは逃れられません。
さらに息子に畳みかけるように言ったのは
「小学生レベルではAチームがBチームを差別するのは当たり前」
「馬鹿にされっ放しでは何も変わらない」
「君が力を付ける為に努力している姿が見えない」
自信と実力を付けていけばこういった危険行為に対して文句も言えるし、うまく躱す事も出来るのです。
彼には
「人が努力している時には当然自分も努力が必要」
「人が休んでいる時に努力すれば、少しずつでも差は縮まる」
「方法は自分で考えたらいいけど、助けが必要なら言いなさい」
最後に
「嫌ならやめるという選択肢もあるよ」
とも伝えておきました。
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今週月曜日の早朝5:30息子の目覚まし時計が鳴り、一人で目覚めて階段を下りて行きました。
僕も丁度起きる時間だったのでベッドで靴下を履き階下へ。
息子は出掛ける準備を済ませてスニーカーを履いている所でした。
「朝早くからどこか行くんか?」
と声を掛けた所
「ちょっと走ってくる」
「お腹痛くなってもすぐに帰って来れるように家の周りをグルグル走る」
との事
「そうか、無理するなよ」
と伝えて愛犬と散歩に出ました。
15分ほどして帰宅するとまだグルグル走ってました。
「家の周り20周するから後1周やねん」
と言いながら1周して帰ってきてタイマーを片手にプランクトレーニングをしていました。
家の周り1周は約170mなので3.4km位です。
悔しさが一番のバネになる。
今まで自発的に何もして来なかったのに、彼の心の中で何かが変わったんだと思います。
練習は自信へと繋がり、そして力へと繋がっていきます。
残念ながら1日や2日でいきなり大きく成長する事はありません。
大切な事は地味な事をしっかり習慣付けて続けられるか?という事ですよね。
その後火曜日、水曜日と息子は5:30に起きて走っています。
来週も走り続けているかは彼次第です。もしそれが出来れば人間としても大きくなれるんではないでしょうか。
さて僕もやるかな…