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GACIRON V9SP1000 (素人)インプレ

皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。

 

今日は40%オフセールで買ったGACIRON(ガシロン)ライトのインプレをしておこうと思います。

 

今回手にしたのはV9SP1000という製品です。最大1000ルーメンと数値上はかなり明るいライト。定価は税込みで8,000円台と某国内メーカー品よりもかなりお安いのですが、今回は期間限定セールで更にお安く5,000円台前半で購入しました。

 

残念ながらセールは既に終了しておりますけど。

 

主要スペック

◆点灯時間

 Ultra (1000ルーメン) : 2時間35分

 High (400ルーメン) : 6時間50分

 Middle (200ルーメン) : 9時間

 Low (100ルーメン) : 19時間

 Flash (50-100ルーメン) : 33時間30分

 Strobe (1000ルーメン) : 3時間30分

 

 ◆その他

 充電式(USB充電)

  ※USBケーブルで給電可

 防水機能 IPX6

 照射角度 118°

 ワイヤードリモコン

 重量190g(実測)

 

外観について(主観を交えて)

 

綺麗な箱に入ってきます。

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本体の他に同梱されているのはハンドル用のブラケットと充電用のUSBケーブル、そしてワイヤードリモコンです。

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リモコン付きはユニークですね。僕は今の所使う予定ありませんけど。

 

レンズは擦りガラス状になっています。

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発光体(LED)の位置が800ルーメンのV9CP800と比べ深い位置にありますね。

 

裏側のゴム製?の蓋を外すと充電用、給電用の差込口が隠れています。

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リモコンを使う時は防水の観点からmicro USB type-Bの蓋のみを開けられるようになってます。

 

蓋全体を開けると

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USB type-Aの差込口が出てきますので給電する時はここにケーブルを挿します。

 

800ルーメンのV9CP800は小さな筐体の中に詰め込んだ感がありましたが、1000ルーメンのV9SP1000は思い切って全体を大きくした事で機能に余裕が出ている感じがします。

 

良い点

  

◆大きなバッテリーを搭載する事で駆動時間が伸びた 

 1000ルーメンV9SP1000の駆動時間は先ほども書きましたが、既に手元にあった800ルーメンV9CP800と比較すると、(上段800、下段1000)

 HIGH(800ルーメン):1時間20分

    ULTRA(1000ルーメン):2時間35分

 NORMALモード(400):2時間10分

    HIGH(400):6時間50分

 LOWモード(200):4時間30分

    MIDDLE(200):9時間

となっており、単純に考えてもバッテリー容量が倍になっていると思われます。暗い中を長距離走る場合は400ルーメンにしておけば予備は要らないかもしれませんね(故障したり失くしたりがなかったらですが)。

 

◆割と視認性が良い

左が800ルーメンV9CP800、右が1000ルーメンV9SP1000です。両方とも最大の光量で撮影しています。

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800ルーメンは広範囲に光が拡散してるのに対し、1000ルーメンは真ん中にスポットが出来ており視点が安定するので路面状況が確認しやすく感じます。

 

上下を逆にしても配光にはほぼ変化がありませんでし。

 

実際に超早朝の真っ暗な中1000ルーメンV9SP1000で2回ほど走りましたが、街灯のない真っ暗な道でも以前よりも走りやすい実感がありました。

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サイクリングロード上の歩行者も認識しやすくなりました。

 

◆モバイルバッテリーとして使える

僕はGARMIN Edge 810Jというサイコンを使っているのですが、経年劣化でバッテリーの持ちが悪くなっています。

 

実際バックライトを一番暗くして、休憩時にマメに電源OFFにしてても150km(7時間位)走ると残量が20%位になります。

 

これでは今誘われている奈良から自走でビワイチして帰ってくる約300kmでは確実に電池が持ちません。そもそも僕の電池がもたないという話もありますけど。

 

ですが、このライトのUSBポートから給電すればその辺りの心配もなくなり、モバイルバッテリーをトップチューブバッグに入れて給電するとか余計な事も必要なくなります。

 

今回購入を決めた大きな理由がこれでした。

 

先ほども書きましたが良い点3点ともサイズを大きくした事で設計上の余裕が生まれたのではないかと思います。

 

悪い点

良い点ばかりではなく悪い点も…と言うか良い点の裏返しばかりですが

 

◆単純に重たい

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表示が見にくいですが190gです。V9CP800(800ルーメン)は130gで60gの増量になります。

 

数値だけで見ると許容範囲に思えなくもないですが、実際ハンドルに装着してみると重さを感じますし振動での揺れが大きいです。左右の重さのバランスも悪いですね。

 

別でインプレするつもりをしているアウトフロントブラケットに装着すると、振動でブラケットを固定するネジが緩んで使えませんでした。

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緩まないようにと頑張ってネジを締めたら左側のネジ穴をなめてしまいました。緩んだ所を見計らって外しましたけど…。

 

ライトを固定しているネジも緩みやすいです。V9CP800(800ルーメン)ではそこまで気にならなかったので、これは重さの問題でしょうね。

 

このブラケットも定価は4,000円以上しますので、ねじ止め剤と新しいボルトを駆使して何とか活用しようと思ってます。

 

今は素直に付属していたブラケットを使っています。

 

◆単純に大きい

ロードバイクってこういうアクセサリ関係も出来るだけ小さい物にして見た目も重視したい所ですが割と主張が強いです。

 

気にされない方であれば気にならないレベルかもしれませんが…。

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僕はもう少しコンパクトな方が有難いかなぁ。

 

まとめ

 

スペック的には満足のいくものですが、重さと大きさがネックになると思われます。

 

僕の場合、昼間に走る場合は軽量なV9CP800(800ルーメン)を使用して、日の出1時間以上前に出発したり日没後も1時間以上走る場合、また長距離を走るつもりで給電が必要な場合には今回紹介したV9SP1000(1000ルーメン)を使用しようと思います。

 

ちなみにブラケットは800ルーメンと1000ルーメンは汎用性があるので共用出来ます。

 

敢えて書きますが、お金に余裕のある方は某国内メーカーのものを買われた方が幸せかもしれません。

 

GACIRONはアフターも良いそうですし、製品自体もしっかりしている印象ですがライトとしての技術面では多少劣ると思います。

 

具体的には某国内メーカー品の方が明らかに配光がいいのと、フラッシュモード時に法律上必要な10ルーメン以上を点灯させた状態でフラッシュさせる等の工夫がなされています。

 

GACIRONもブリーズモードっていうのがあって明暗を繰り返すような点灯モードがありますが、某国内メーカー品のフラッシュモードに比べると周りからの目立ち方が違います。

 

まあ僕は敢えてコピー商品を作らないGACIRONの姿勢は悪くないと思っていますけど。

 

 

長くなりましたが、GACIRONライトの素人インプレでした。

 

何か使用感に関するご質問等あればコメントをどうぞ。僕に可能な範囲でお答え致しますので。