皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
皆さん平日のトレーニングはどうされていますか?仕事をしながら趣味でロードバイクをされている方は時間が取れても1時間程度ではないでしょうか?
その1時間を最大限成長に結び付けたいと思っている方も多いと思います。
僕は平日は外を走らず、自宅内でZWIFTを活用したローラー練習をする事が多いです(まあそれもサボりがちではありますが)。
ワークアウト系や時間が合えばライドイベントに参加等々、色々とやってきた中で平日練に最適ではないかな?という練習が見つかりました(自分比です)。
それはWATOPIA内を一定ペースで巡回しているPace Partnerと走る事です。
ペースパートナーはA、B、C、Dと強度別に設定がされています。詳しくは「ZWIFT ペースパートナー」でググって下さい。
その中でも僕と脚が合うのはPace Partner BのB.Brevet(以下ブルベ氏)3.2W/kgキープで延々と走り続けています。一応上級者ペースという設定です。
ですがこのブルべ氏には「3.2W/kg以上の出力で走ってるのに何故か千切れてしまった」という方も少なく無いと思います。僕も当初は苦労しました。
走り方が分かればブルベ氏はいい練習相手になってくれますので、そんな皆さんに今日は僕が気付いた攻略法をこっそり教えてしまおうと思います。まあ主観の塊なので参考程度でお願いします。
まず、僕のスペックですが体重66kg、FTP249W(3.8W/kg)です。
こんな貧脚でも余裕でブルベ氏と楽しく走れるのです。
むしろ3.2W/kg前後で淡々と走る能力と、1分間4.0W/kg以上出す能力があれば十分ではないかと思っています。
因みにブルベ氏ですが、体重は83kgで265Wで走っています。実はこの体重の重さがポイントなんです。
ブルべ氏心拍数低いね~(笑)
さあ、前置きが長くなりましたが、具体的な攻略方法を書いていきましょう。
攻略法①ひたすらブルベ氏をチェックし続けよう
ブルベ氏を中心に恐らく10~20人前後の集団になっていると思いますが、他の人は無視して集団内でひたすらブルベ氏をチェック。可能であればブルベ氏の真後ろがベストな位置取り。
ブルべ氏は体重があるので登りはそこそこ、下りと平坦は逆に重さを利用してグングン加速します。
結局皆さんブルべ氏を中心に集団を形成しているので、仮にバラけても最初から傍にいれば再集団化されます。
攻略法②下りと平坦では集団の先頭に出ないようにしよう
脚力がある方を除き先頭でペースを作るのは周りの強い人に任せてしまいましょう。
ZWIFT全般に言える事ですが、先頭交代後に頑張っ踏んでも一気に集団後方に下げられてしまい、気を抜くとそのまま千切れてしまします。
ブルべ氏の率いる集団は人数が比較的少なく、それなりに強い方も多いのでそのリスクが高まります。特に平坦は周りの人達を上手く利用して無駄脚を使わないようにしましょう。
攻略法③登坂で休んで下りと平坦で頑張る
実は登坂が休憩ポイントになります。
一般的には「坂が来た!頑張るぞ!!」ってなるんですが、前述通りブルべ氏は体重があるので坂ではペースが上がりませんし坂が来たからといって全然頑張りません。上げ過ぎずに隣で3.2W/kg〜3.4W/kgで脚を貯めておくのが正解です。
先ほども書きましたが、下り坂に入ると重さを利用してグングン加速します。多少辛くてもここが頑張り所なのでしっかりと踏んで、出来る限りブルべ氏の真後ろに着けてドラフティングを最大限に利用しましょう。
平坦に入ったらブルべ氏をチェックしつつ周りの強い人達に風除けになってもいましょう。
私はオレンジキャップです。位置取りを間違わなければ3.4W/kgで余裕です。
攻略法④周りの状況に合わせて出力を上げ下げする
一定ペースで走り続ける事が出来ればそれに越したことはありませんが、なかなかそう上手くはいきません。
しっかり回りを見ながら、後ろにいたブルべ氏が自分の横まで上がってきたら加速して逃がさないようにしなければなりません。
また前を走ってる人が中切れを起こす事があります。ブルべ氏の姿が遠くなったと認識したら傷口の浅いうちに中切れを埋めに行くしかありません。
しっかり自分の狙いのポジションを考え、それを維持出来るように臨機応変に対処しましょう。
ご参考までに僕がブルべ氏と走ったタイムラインです。
細かく上げ下げを繰り返しているのが分かるでしょうか?
僕の最大心拍は180bpmです(久しく175bpm以上を見てませんが)。このライドでは平均147bpm、最高161bpmなので余裕を残して1時間走れています。心拍数的には80%強度位かな?
ペースパートナーとのライドは時間的な制約や体調によって好きな時にスタートして好きな時に終える事ができるというメリットがあります。要は手軽に集団走行が出来るのです。
ZWIFT内でのドラフティングや位置取り等の練習にもなりますので、「ちょっと時間があるからローラーやっとくか」とか「一人で流しててもモチベ上がらない」とかの時に是非活用してみて下さい。
今日はPace Partner Bの個人的な攻略法を書いてみました。皆さんのご参考になれば幸いです。