ご安全に!!シュンです。
以前、右レバーのDI2ケーブルが外れて変速不能に陥った事があり、ショップで工賃払ってPCに接続して確認してもらった事がありました。
実はシマノからE-TUBE Projectというスマホに繋いで設定やメンテが出来るアプリが提供されていて、あれ以来使えるようにしたいと思ってたんですよね。
私が使用している9070 DURA-ACEはもう10年以上前の設計なのですが本当にBluetooth接続とか出来るんですかね??
と言う訳で調べました。結論から言うと
ちょっと工夫すればいけそうです!
こんなニッチな記事、需要がないとは思いますがお暇な方はお付き合い下さい。
実際は繋いでみないと分からない所もあったのですが、勇み足で部品調達をしてしまいました。
EW-WU111という小さな部品です。
DI2の心臓部って実はバッテリーユニット。箱の下段右側に書いてあるのはバッテリーの型番だったりします。
9070 DURAは通常上段2型番の使えない方、逆に下段は使える2型番は後の世代9150 DURAのバッテリーです。実はここでちょっと焦りました。
俺の使えなくね?
と言う訳で慌てて現車確認しました。
バッテリーの外れ止めを跳ね上げたら「BN-DN100」と書いてあります。OKです対応しております。前オーナーさんに感謝。
と言う訳で作業に移ります。
向かって左側はSM-EW01という機械で実はこれもワイヤレスユニットです。ただ、こいつはGARMIN等のサイクルコンピュータで使用されるANT+という電波しか出せません。
右側が今回導入したEW-WU111です。ANT+に加えBluetoothにも対応しています。なのでGARMINでもスマホでも使える訳です。こんな小さな部品でもまあまあ高価です。
早速入れ替えました。
簡単な作業なのでそれこそ秒で終了です。ハンドルしたがごちゃごちゃしてますけど変速には問題無いし、プロじゃないのでこれで良しとしましょう。
自転車って本来ペダル漕いで進むだけの道具なのですが、今となったらセンサーだらけですね。本当に何個付いてるのやら。
さて、後はスマホと繋ぐだけ。
アプリをインストール後、立ち上げてID作ってジャンクションAのボタンを押して認識したら接続って感じです。ジャンクションAのボタン押すの知らなくてあたふたしてたのは内緒です。
後、配線を弄るのでそもそもバッテリー外して作業したのですが、そうじゃない場合はユニットを付けた後バッテリーを一旦外さないと上手く認識しないそうですよ。強制リセットって感じですかね。
取付けている機器は全て認識されていました。
折角なのでちょこっと設定弄ってみようと思ったんですけど、全く弄る必要が無かったです。そりゃ当たり前か。
ちなみにE-TUBE Projectが無くても変速の微調整はジャンクションAのボタン長押しとレバーのボタンで出来ます。
ボタンの配置変更とかシンクロナイズドシフトの設定はE-TUBE Projectから設定するらしいです。ちょっとやってみようと思ったのですが理解出来ずにそっと閉じておきました。
別に慌ててどうこうというのは無かったのですが、転ばぬ先の杖で絶対何処かで有効利用出来ると信じています。
そのうち「あの時の俺ナイス!」って言える日がありますよ。
多分…
ちなみにですが、これ以外にも同じ事、いや更に高性能なユニットがある事を後から知りまして。
SC-M9051とSC-MT800ならインフォメーションディスプレイが付いてる上にジャンクションAとワイヤレスユニットの役割を果たすそうです。
どうせやるならこっちの方が良かったかもね。