ロードバイクでチャリチャリやってます

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CYDY製 TPUチューブその後

皆さんご安全に!

 

3月からCYDY社のTPUチューブを使用してきました。以下の通りインプレッション記事も書きました。

whitecollarcyclist.hatenablog.jp

有難い事にGoogleやYAHOOでCYDY TPUで検索すると割と上位でヒットするようになってます(と言ってもブログの訪問者数は多くないです)。

 

機嫌よく使用してきたのですが、先月ライド途中に前輪がパンクしてしまいましたので帰宅後水調べを実施しました。

空気漏れしている箇所を発見!!

結果は継ぎ目からの空気漏れでした。

拡大してみるとこんな感じ。

 

接着方法は接着剤?熱着?良く分かりませんが、

①少し長めのダウンヒル後(大正池の和束側)

②フロントホイールで発生

って事で「熱影響による接着箇所の剥がれ」が原因でしょうかね。

 

その後フロントは軽量ブチルに変更し、比較的熱影響が穏やかと思われるリアはTPUのままの運用に変更しました。

 

が、

 

後日ライド前の空気入れ作業時にTPUを入れてる後輪の抜けが変に大きかったので、安全を見て前後輪ブチルチューブに戻しました。

 

また、自転車友達のえむきゅうさんが大変な目に合われてました。

バルブの根本3本、継ぎ目が1本、全て接着部分だったようです。詳しくお聞きしてませんがフロント3回、リア1回ですかね?

 

えむきゅうさんもカーボンリムのリムブレーキホイールを使われており、アルミリムやディスク車には関係ない話かと思いましたが「炎天下放置でのパンクした」というリプライがあったりしたのが興味深いですね。

 

また僕の話に戻りますが、走行距離1546km、獲得標高15702m、使用期間4ヵ月弱でした。なので初期不良とは考えていません。ただ、ブチルであれば物理的な何かで穴が開く以外、この程度でダメになる事は無いんですよね。

 

CYDY製 TPUチューブに関しては取扱いされてるJ.ROADさんがこのようなリリースを行っています。

どうやらバルブ根本の方が致命的な不具合だったようですね。ただ、えむきゅうさんの4本中1本は僕と同じ継ぎ目からの空気漏れなので、出来ればそこも掘り下げてもらいたいと思ってます。

 

J.ROADさんはメーカーへのフィードバックもしっかりされてるようですので今後の改善に期待しています。

 

最後に

TPUチューブは軽量化が一番のメリットです。また、素材の伸縮性がそこまでないので、ブチルチューブのように破裂してタイヤごと傷つけるようなパンクは少ない印象です。ただ、絶対的な厚みの問題で刺突性のパンクには弱いと思います。

 

乗り味を含めて結構気に入って使ってたので、

①多少重量増になってももう少し厚みを増やす

②継ぎ目の接着強度を改善する

③熱影響に対する評価を数値で開示する

この3点のが揃えばもう一度使ってみたいと思います。