皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
先般カーボンディープなDURA C50を手放してしまった私、実は少々寂しかったのです。
そんな中、友人が「新しいホイールを手に入れたので現在使っている物を格安で譲るよ」と言ってくれたので飛びつきました。
憧れのフレンチブランドMAVIC、しかもCOSMIC CARBON PRO SL C
40㎜ハイトのフルカーボンクリンチャーホイール!!汎用性の高い程よいリムハイトですし運用面での死角は有りません。
彼の日頃の走行距離から想像するに、恐らく2年~2年半で2万キロ位走ってると思いますが、その分かなりお安くしてくれたのでいう事無し…と思ってました(汗)
家に持ち帰りチェックしているとハブの回転が渋いし派手なラチェット音がします。MAVICはハブの回転が渋いというのは有名な話のようですが、一旦開けてみてみないとと思って、昨日開けてみました。
と言うより、本来は手で簡単に外せるはずのフリーボディが固着して全然外せない(汗)
摩擦を上げる為にゴム手袋をしてチャレンジしてもビクともせず。
ゴムハンで叩いてみて再チャレンジしてもビクともせず。
「ああ~自転車屋さんって苦労しているんやなぁ」と感想を挟みつつ
固着していそうな所のスキマにワコーズのメンテルブを挿して10分放置して再々チャレンジしてもビクともせず。
ドライヤーで熱を加えてみましたが当然意味もなく。
最後はゴムハンでゴンゴンと叩きまくってプライヤーで挟んで引っこ抜きました。
「おお~この瞬間が気持ちいい!!」
と思ったのも束の間、シャフトが派手に錆びてます。
これってアウトなやつやん(汗)
恐々と中を覗いてみます。
グリスが殆ど飛んでるし乾いてるし錆びてるし無茶苦茶な状態。
マイナスドライバーでコジっても外れないので、仕方なくパーツクリーナーを少量かけながら油を溶かして一つずつ部品を外しながらハブ内部のシールドベアリングまで到達。
おえーって感じです。
このご綿棒で丁寧に汚れを取り除き、部品は出来る限り錆を落としてグリスアップして閉じておきました。
結局ハブの回転は渋々で全然重いですね。これがMAVICの標準仕様なのかそれともこのハブが死んでるのか…メンテした感が全く無い(汗)
折角手に入れた物なのでこの状態で当面使ってみようと思います。そして500km程走行したら、また開けてみて状態を確かめたいと思います。
ちなみに、僕はMAVICの専用グリスは使っていません。1.5gで数百円もするような物を買う感覚が有りません。しかも入手性も極端に悪く運用出来るとも思えないので早々に諦めました。
シマノのプレミアムグリースは粘度が若干高めなので、入手性が高く軟らかめのフィニッシュラインのセラミックグリースで代用しました。こちらもそこそこ高価ですが、これまでもカンパのハブ等に使用しており信頼性があります。
また走ってみた感想も書いてみたいと思います。