ロードバイクでチャリチャリやってます

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レーゼロナイトのリアハブメンテ

皆さんお疲れ様です、シュンです。

 

3連休中日は午前縛りでライドに出ようと思ってましたが見事に寝坊。という訳で久々にレーゼロナイトのリアハブをメンテする事に(興味無い方はスルーして下さい)。

 

レーゼロナイトは回転性能に定評のあるカンパニョーロのUSBベアリング(ウルトラ スムーズ ベアリング)を採用しています。

 

カップアンドコーン方式なのでグリースの種類や量、玉押しの調整など調整幅があるので、作業者の好みに仕上げる事が出来ます。

 

多分2年ぶりに開けてみましたがフリー側はまあまあの汚れ、反フリー側はまだ綺麗でした。ウエスで古いグリスを丁寧に拭き取っていきます。

最近ディグリーザーと言う物をとんと使わなくなりました。拭き取るだけでも十分綺麗になるし万が一回転部分に悪影響があっても嫌だなぁと。まあ自分で使う道具のメンテですからね。

 

ベアリングボールもリテーナーから外して1球1球拭いてクリーニングし、グリスを適度に塗布して組み付けてます。

 

ちなみにこのハブは分解するのに17㎜のハブコンレンチがあると楽です。スパナやモンキーレンチでは厚みがあるので使いにくいです。

 

必要な部分にグリスを入れながら元通りに組付けたら作業完了です。

使用するグリスの種類や入れる量は個人の好みですね。僕はフィニッシュラインのセラミックグリスを若干控えめに使用しています。僕のいつもの好みのパターンです。

 

ラチェット部とフリーの爪にはセラミックグリースを指で適量塗布してます。モリモリに詰める事はしてません。

 

そしてカンパのフリーボディは外側のシールドベアリングに水が浸入し錆が発生しやすいのでしっかりとグリスで蓋をしてます。

ここに使用するのはヤマルーブ グリスA。多分ロードバイクのメンテで使ってる人少ないと思います。そもそもヤマハの船舶エンジン用で高耐水性、高耐塩性を謳い文句にしており、僕はステアリングコラムやBBにもこのグリースを使用しています。50gで千円程度と価格的にも手頃です。

 

ちなみに組付け時、各ネジ部には固着防止でシマノのプレミアムグリースを使用します。

 

僕のロードバイクメンテでは

回転部→フィニッシュライン セラミックグリース

防水目的→ヤマルーブ グリスA

それ以外→SHIMANO プレミアムグリース

の3種類を使用しています。

敢えて言うならカーボンパーツの固定にフィニッシュライン ファイバーグリップも使っています。

 

カンパハブの玉押し調整は1枚目の画像の左上から2番目の黒いパーツです。ガタがなくて締め過ぎないレベルで微調整を行いました。

 

今回、スプロケットも1枚1枚クリーニングしましたが、密着部分の錆が目立ちました。これは昨年水洗い洗車を頻繁にしていた事に起因しているような気がします。

 

洗車後適切に、例えば水置換性のオイルを吹き付けて処理しないと隙間に水分が居残り錆の原因になっている気がします。

 

他にも理由はあるのですが、現在は水をドバドバかけるような洗車はやめてます。100均の霧吹きで必要な範囲に必要な量を吹きかけてウエスでふき取って洗車しています。

 

そんなこんなでたっぷり2時間程度作業に没頭しておりました。僕の場合はこういう作業も大好きなのでストレス解消になりました。

 

まあプロが見たら笑っちゃう作業と知識のレベルかも知れませんが、セルフメンテなんで自己満足の世界ですからね。

 

 

この日この後で息子達のラグビーの応援に行きましたが「うーん、弱いなぁ」って感じでした(汗)こっちでは若干ストレス溜まりましたね。