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初めてのチューブラータイヤ交換~大苦戦だぜ~【機材の事-3/8/2019】

皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。

 

いや〜花粉なかなかやってくれますね。鈍感な僕でも少し症状出ちゃってますよ。目に違和感あるのがマジでストレスっす。

 

はい、今日はチューブラー先輩から譲り受けたDURA ACE WH-9000-C50-TUのタイヤ交換を行った話を書いておこうと思います。

 

ホイールはチューブラー用、なので当然タイヤもチューブラー。何を隠そうチューブラータイヤの交換は初なので不安しかないが、スペアタイヤを作るため、また出先での交換スキルも必須なので作業を開始。

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とりあえずリアホイールを外してエアーを抜き、バルブの真反対側を親指でギュウギュウやると少し剥離出来た。

 

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チューブラー用の道具が無いので普通のクリンチャー用のタイヤレバーをリムを傷めないように慎重に挿し込み、手で剥がしてレバーを差し込んでを繰り返し少しずつ剥がしていく。高価なカーボンホイールだが、繊維を固めてあるのは単なる樹脂だ。アルミほど気楽には扱えない。

 

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ミヤタのリムテープ(接着用)かな?リムにもタイヤに半々位に残った。

 

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リムに残ったテープもスペア用に使う古タイヤに付着したテープも綺麗に剥がせた。意外に剥がしやすかった。ここまでは思っていた以上に順調。

 

今回使用したタイヤはTUFO ELITE RIDE 25C。チューブラー先輩がオマケで付けてくれたタイヤだ。比較的安価だがヨーロッパから来た高品質な手作り品だ。

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f:id:whitecollarcyclist:20190311104223j:plainディープリムなのでエクステンション(延長)バルブは必須。タイヤ側のバルブコアを外して、エクステンションバルブ側のねじ部に配管防水用のフッ素樹脂シールテープをエア漏れ防止用に一巻きしておいた。これが標準かは知らんが、これもバルブコア外しがあればイージーな作業だ。

 

しかし順調なのはここまでだった。念の為接着用リムテープ無しで仮組みしようとしたが、タイヤが硬くてリムに嵌らんし嵌る気が全くしない。

 

最大気圧の10barまで空気を充填して30分放置しても全然嵌らん。悩んだ時はとりあえずヤフる!!(ググる!!)しかし、何処を見てもリムに嵌めて空気を入れて伸ばすとしか書いてない。いやだからそのリムに嵌らんのだって。正直途方に暮れたぜ…。

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だけどねこれ嵌めなくちゃいけないのよね。試しにさっきまで付いてた古タイヤを嵌めてみると何のストレスもなく簡単に嵌る。やはり出先での復旧用には古タイヤが正解のようだ。

 

こうなるともうやるしか無いんだよ。足でタイヤを踏んで力任せに引っ張って伸ばす!!ネット上では殆どのサイトでやってはダメって書いてあるが、こんな硬いタイヤ俺ごときの力では破壊不可能だからちょうどいいはずだ。最初は遠慮がちにやってたが、なかなか嵌らんので最後はムキになって俺の非力な背筋全力で引っ張った。

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そして何とか嵌めた。背中は痛いし親指はヒリヒリするがついにやったぞ!!9barまで空気を充填しさらにタイヤを馴染ませる(伸ばす)。このまま1時間ほど放置する事にした。

 

待ち時間を使ってブレーキシュー(ブレーキパッド)をカーボン用に交換。減りやすいデリケートなカーボンリムには専用のシュー(パッド)を使用するのだ。

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 時間を見ると日付を大きく跨いでいる…。翌日に試走したいのでここからは急ピッチで作業を進めた。

 

まず仮組みしたチューブラータイヤを外して、リムを拭いて(今回は固く絞ったタオルで水拭きした)からミヤタのリムテープを貼ってタイヤをもう1回嵌めた。伸びてくれたのか今度は割と簡単に嵌められた。

 

2barほど空気を充填してタイヤのセンターを確認し、エアを抜いてから口出ししてあったリムテープセロファン(かな?)を剥離。途中で千切れてオイっ!!って思ったがタイヤを少し親指で押してテープまでアクセスし、もう一回端を引っ張り出して問題なく剥離出来た。

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とりあえず8barあたりまで空気を充填し作業終了。頑張った俺。

 

午後9:00に作業を開始してブレーキの調整も含め結局午前1:30までかかった。嬉しがって翌日試走に出たんだがその模様はまた追ってレポートしたい。(実は早起きできなくて大して距離を走れなかったのだが。)

 

スペアタイヤは畳んで適当なカバーに入れて、シートチューブのボトルゲージに収めておいた。装備的には重くなるが、やはり応急復旧の可能性は少しでも高い方が精神的にも随分と楽だし、走る時はこの他に修理剤を持って出てる。俺の中でチューブラー先輩はチャレンジャーだと結論付けたのだ。

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まあこのタイヤちょっとやそっとじゃパンクせんぐらい硬いけどな。まるで往年のオーツタイヤかよってくらいに(安かったので結構お世話になったが、タイヤが減る前に2年ほどでヒビ入って廃棄のパターンを繰り返した。FALKEN ZIEXに至ってはスポーティ&コンフォートとか矛盾したコンセプトで安値につられて4AG-E搭載のAE111に履いたらズリズリ滑りまくって笑った記憶がある。こんな事書いてるけど実は嫌いじゃないのよね。)。とりあえずグリップは期待出来んな。

 

フロントタイヤも交換しようと目論んでいたが無期限延長する事にした。こんなの2本も交換したら体がもたんし、当面新しいチューブラータイヤは見たくない。

 

作業内容としてはクリンチャーと比べてもとてもイージーだが、タイヤが簡単に嵌らないのには閉口した。何かコツがあるなら是非どなたかご教示頂きたい!!