皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
前回の記事の最後でチョロっと触れましたが、赤いFIRST号のポジション出しを真面目にやってみる事にしました。自分メモなので多分記事的には全然オモロないと思います。
新しいフレームやディスクブレーキ車にも興味は有るのですが残念ながらお金が全然無くって。いつも頭の中を堂々巡りして「今ある物を有効活用しよう」に戻ってきます。
最近はCAADパンダ号でばかり出動しておりますが、先々週の土曜朝練で赤いFIRST号に乗った時「なんじゃこれ?」って言う位乗り心地が良い。この時代のTIMEは「魔法の絨毯」とか変な表現されてましたが、まさしくこれなんだな~と実感した次第です。
なので気楽に乗れる自転車を目指して赤いFIRST号のポジションをCAADパンダ号に近づけて行こうと考えたのです。
ではまず現状の整理をしていきましょう。
只今ポジションの出ているCAADパンダ号(写真左)は
フレームサイズ52
トップチューブ:535㎜
リーチ:382㎜
スタック:529㎜
ステム:6°・110㎜
ハンドル:リーチ89㎜・ドロップ128㎜
今回調整しようとしている赤いFIRST号(写真右)は
フレームサイズS
トップチューブ:540㎜
リーチ:385㎜
スタック:562㎜
ステム:13°・110㎜
ハンドル:リーチ105㎜・ドロップ148㎜
※ここで言うリーチとはBB中心から垂直に線を引いてヘッドチューブ中心までの距離を言います。また、スタックとはBB中心高さとヘッドチューブ高さに対し地面と平行な線を引いて垂直方向の距離(高さ)を言います。
フレームのジオメトリからいくとトップチューブとリーチはかなり近い(±5㎜以内)ですがスタックは33㎜も違う。実は赤いFIRST号はヘッドチューブがかなり長いのです。これを改善する為に過去にヘッドパーツを低い物に交換したり、ワンバイエスのにゃんこステム(スージーステム)を投入したりして出来る限り下げる事が出来ています。
特ににゃんこステム(スージーステム)の効果は絶大です。
まず、スタックハイト(コラム側の固定部分)が通常40㎜に対して35㎜と-5㎜、またハンドル固定部分が7.5㎜オフセットしております。しかも13°という角度で通常の6°ステムよりも10㎜程度ハンドル位置が下がります。平たく言うとこのステムにするだけで22.5㎜ハンドル位置が下げられるのです。17°の水平ステムよりも余裕でハンドルが下がります。
これにより33㎜のスタックハイトの差を10.5㎜まで下げる事が出来ています。CAADパンダ号はヘッドキャップが5㎜、10㎜のスペーサーを入れてますのでBBからハンドルまでの高さは赤いFIRST号569.5㎜、CAADパンダ号565㎜で4.5㎜差まで近づけられています。
見た目はちょっとアレですが実に涙ぐましいではありませんか。その代わり剛性を稼ぐ為かちょっと重め(165g)ではあります。
既に対処済みの事を長々と書いてしまいました(汗)
そして今回メスを入れよう考えたのがハンドルです。今使ってるのが3T社のSuperleggera Teamというもので、リーチが105㎜もあってドロップも148㎜あります。
滅茶苦茶軽くて剛性も申し分ないのですが、多分このリーチの長さが問題なんだろうと思います。しかも細いくせしてアウターケーブルが内装式というクセが強めのハンドル。電動コンポなら問題無いと思いますがここにシフトとブレーキのアウターを通すと角度が厳しくなりすぎて漏れなくブレーキの引きが滅茶苦茶重くなります。しかもハンドルの切れ角にかなり制限が出てます。
結構高級品なので今まで見て見ぬふりして使ってきました(笑)
こんなのハンドル変えりゃ一気に解決よ!!って訳で新しい中古ハンドル(ややこしい)を購入しました。まだ届いてないけど。
それがこちら
FSA K-FORCE NEW ERGO
リーチが芯芯で77.5㎜、ドロップが芯芯で147㎜。ショートリーチでディープドロップな一度で二度美味しいハンドル。しかも内装式じゃないから言う事無しです。
現在のハンドルではシートチューブの芯からブラケットまでの距離が755㎜ありましたが一気に728㎜まで短縮する事が出来ます。CAADパンダ号が732㎜なので逆に4㎜狭くなってしまいますがシート側の調整で何とかしましょう。
これにて一件落着ってなれば良いんですが。
この連休もどうやら雨にたたらせそうなのでのんびり作業しますかね。