ロードバイクでチャリチャリやってます

人生マイペース、自転車もマイペース

ジョギングの壁

皆さんお疲れ様です、サラリーマンのシュンです。

 

日曜日、俺は凄く悩んでいた…コンプレタイツを履くのがとても面倒だったのだ。

 

ジーンズは思い切って脱いでみたのだがパンツを脱ぐのが何故か嫌。腰ゴムに親指をかけ躊躇する事1分、とりあえずやめる事にした。

 

しかし、しっかりと脂肪を纏ったお腹が視界に入る。やはりこのままではダメだ。

 

ふと閃いてパンツを履いたままタイツを履く事にした。「なんだ解決したがな」と一人悦に入っていると次男のRoyが「脂肪ついたな~」と笑いながらぶっこんできた。

 

タイツのゴム上に腹肉が乗っかってたのだろう。パンツゴムもそこに加担してさらに強調されていた可能性も否めない。

 

「やかましいわい」と返したものの居心地が悪くなってそこからは高速で残りのウェアを纏い玄関へ急ぐ。

 

家内が「どっか行くん?」と尋ねてきたが、気恥ずかしくなってシューズの紐を結びながら「まあちょっとな」と答え足早に外に出た。

 

手首のGarminGPSの受信を知らせる。スタートボタンを押して走り出したのだが50mで既にふくらはぎ辛い、そして無意味に息も上がってる。「落ちたなぁ俺」と少し残念な気持ちになったが、別段上がった事実もなかったか。

 

「走るのってこんなしんどかったっけ」と月並みな感想を抱きつつとりあえず走る。

 

1kmのラップタイムは6:38。本気でやっている諸君からしたら「逆に遅くてしんどくない?」ってペースだが、もともと運動神経が鈍い俺が思い付きで走り出した事実からすれば微妙に満足がいくペースだったりする。

 

そしてリアルタイムでデータをモニターしているGarminに「これスゴイな」って今更ながら関心する。

 

2kmのラップは6:12。少々ペースは上がったが、その副作用でちょっと脚がキツくなってきた。前を歩いてるお姉さんの前で格好をつけようとペースを上げたのも原因の一つだろう。残念ながらそのお姉さんらしき人は若いあんちゃんだったのだが。

 

「自分には負けたくねぇ」とか思って頑張って走ってたが3kmのラップタイムを聞く前に左膝外側に違和感を感じる。ついに奴がきたのだ。

 

その名は腸脛靭帯炎。このランナーに有りがちな故障には以前から悩まされてきた。この壁にぶち当たり打ちのめされジョギング界から過去に何度も身を引いてきたのだ。

 

少し脚を引き摺りつつとりあえず3kmまで走り続けた。ラップタイムは6:10。スタートする時は「とりあえず5km位走ろかな」とか思ってたが全然だった。

 

自宅のドアを開けリビングへ入るとそこには日常があった。子供達は3人揃ってソファーに腰掛けにテレビを見て笑っている。顔を合わせると小競り合いしている事が多いのに仲が良いのか悪いのか良く分からない奴らだ。

 

風呂から上がってきた家内に「ちょっと左脚みてくれ」と伝えると、仰向けに寝転がるように指示された。

 

慣れた手付きで俺の脚を触りながら「太腿外側の筋肉が硬いしお尻の筋肉も硬いで」「ふくらはぎの横の方の筋肉も固まってる部位があるよ」と教えてくれた。

 

とりあえず筋肉を解す事と、左脚の筋力が右脚に比べて弱い可能性があるから筋トレとストレッチをするようにとのご指導を頂いた。

 

Youtube為末大学チャンネルを視聴しながらストレッチを続ける。為末先生は膝の痛みに対しほぼ家内と同じ内容の解説をされていた。前にも触れた事があったと思うが家内は病院勤めのリハビリの専門家だったりする。実はかなり恵まれた環境なのだ。

 

今回は体重を落とすという崇高な目標がある。膝の痛みは覚悟の上で始めたし、あわよくば今回でこいつとの戦いに終止符をうってやろうとも思っている。

 

俺のジョグの最終目標は皆さんのようにフルマラソン完走などではない。ラソン女子とマラニックしながらグルメランをする事なのだ(笑)

 

その為には1kmあたりのペースよりもエネルギー補給をしたら延々と走り続けるエンデュランス能力が必須であろうと思われる。

 

千里の道も一歩から。その日を夢見て頑張りたいと思う。

 

ちなみに身近にマラソン女子の知人はいない事を付け加えておこう。