皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
コロナ自主隔離生活中に年齢を一つ重ねた。
鏡に写る自分も相応に年を喰った事に改めて気が付いた。本当にジリジリと無理が効かない体になっていってる。
44歳、出来れば平和な1年にしたい。
以前から書いている通り僕は奈良県民だ。まん延防止何とかとか、緊急事態宣言も出ていないが、状況が状況だけに趣味では出来るだけ県を跨がないように過ごしている。
だけど、このＧＷも他府県ナンバーの方が沢山流入されていましたね。なにわとか大阪とか神戸とか…おたくら緊急事態宣言出てるでしょ。
自分の意識がバカらしくなった一瞬でした。
そんな事はさておき、自主隔離中のライド記録を簡単に書いておこうと思います。
4月29日に自宅へ自転車を取りに帰った明くる日、隔離先の住人に買い物に連れて行くように頼まれる。
「自転車乗るからムリ」とは言えず。
街に下ってホームセンターとスーパーに寄って昼過ぎに下宿先に戻った。
「お昼ご飯作るわ」と言われ、
「自転車に乗るからいらん」とは言えずに、ジャージに着替えて待つ事1時間半、大盛の焼そばが運ばれてきた。
焼きそばに1時間半か…申し訳ないが時間が惜しかったので一気に食べた。
日没は18:30頃なので明るいうちに帰れるだろうと14:00前に家を出る。
とりあえず初心者の頃によく走ってた山間部を適当に走った。
特に意味は無いが44歳記念に初顔出ししておこう。
自転車に対するモチベが低いので登坂が辛過ぎたが、ここは山間部。平坦な道はまずない。
距離を稼ぐように大回りをして途中でこの日2件目のダムへ。
シャマルは軽くて良く走ってくれるので機材の面ではいう事無しだが、乗ってる人間がショボ過ぎる。
それに気が付いた途端に機材投資への情熱も一気に冷めた。逆を返せば今の機材に満足もした。
距離 81.43km、獲得標高 1,283m、平均 149w、NP 193w、TSS 194.7
ベスト体重から5kg以上オーバーした体で走るコースではない。
翌日は午後から雨予報だったので午前中に走りに出た。
すね毛を剃るか悩んだが、山間部なんて走ってるアホはどうせ自分だけなんでどうでもよくなってやめた。
この日は一旦街まで下って遠回りしながら山の上の下宿先に戻るコースを走った。
一発目の坂を登ってて、九十九折で200wが出ないのを見て自分に幻滅した。自転車をやめてやろうと思った。
前日はほぼアウターで走っていたがこの日はやたらとインナーを使った。
冷静に考えると前日のライドで脚が終わっていたようだ。
フォレストパーク神野山まで10%オーバーの斜面を登るか悩んだが、他に休憩スポットがなかったので仕方なくヨタヨタと登った。
地元自治会の店と近隣にあるのめえめえ牧場の店が出ていたが客は無し。何か買おうかと思ったけど人見知りなので近寄りにくくてやめた。
ここからショートカットして下宿先に戻って昼寝でもしようと思ったが、ちょっと物足らなかったので遠回りしたがこれが失敗だった。
行けども行けども向かい風で坂を登る最低のコンディション。単なる忍耐力の修業であった。
疲労が溜まってきたので閉まってる茶店の軒先で自販機のコーラを飲んだけど全然回復せず。
結局ここから1時間かけて山の上の下宿先へ戻ってきた。
距離 72.42km、獲得標高 1,402m、平均 132w、NP 174w、TSS 158.1
何が目的のライドなのか意味不明であったが、この重い体で来るような場所ではないのは認識した。
そして翌日以降はもう自転車に乗らなかった。家内から毎日のように子供の愚痴がLINEで送られてくるのでコロナなんてどうでもよくなって山を下りて自宅に帰る事にしたのだ。
雨が降ったりもあったけど、帰ってからは子供達とゆっくり過ごした。
もう2～3年したら「クソおやじ」とか言われるんだろうな。
明後日には週末がやってくる。緊急事態宣言下は出来るだけ県境を跨がないようにしているので自転車に乗るならまた山間部だ（厳密には瞬間県境を通過している）。
正直嫌だけど、ここは乗り越えるべき壁なのかも知れないな。
昨年の春先はコロナを理由にサボった。今年同じ轍を踏む意味は無いと言える。
隔離生活中に山の中を走ろうと思って買ったシューズ。
結局出番はなく、そのまま下駄箱にそっとしまっておいた。
そんな充実感のないゴールデンウィークでした。
