皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。
土曜日の夕刻
「明日の長男の試合は私が行くね」
「代わりに彼の通学用自転車の段取りお願いね」
と妻に告げられた。
元々この日は他の約束(自転車外)があり再度そちらに行こうかとも考えたが「駅まで送ってね」の妻の一言で一気に時間の制約が出来たので諦めた。
「一人で何処か走りに行くか」と何気にTwitterを覗いていると自転車友達が大正池に挑むらしい。脚の不調で自転車活動を休まれていたのになかなか攻めたコース設定だ。
彼の柔和な表情を思い出しつつ「一緒に走りたい」とDMを送信。実はKAZUさんは一番ご近所にお住いのサイクリストなのだ。
妻と長男を駅に送るミッションもあり集合時間が絶望的だったのが、そこをさらっと調整してくれる辺りは彼の人望が為せる技なのだろう。
そして前日の22:00に翌早朝の時間変更をさせる辺りが僕の人間的小ささを物語っている。
今だから言えるが、KAZUさんから当日メンバーを聞いて少々尻込みをしていた。
Twitter界隈で何度かお見掛けしている実力派のじ~さん、リカンベント界の実力者えむきゅうさん、最近メキメキ実力を付けて来ているmaさん。
maさんとは随分と昔からの知り合いなので変な気負いは無いのだが、じ~さんとえむきゅうさんはお会いするまでは正直ちょっと怖かった。
妻と長男を順調に送り出し7:10過ぎに家を出た。程なくしてKAZUさんを発見し声を掛け集合場所まで一緒に走る。
Photo by KAZUさん
集合場所にはすでにmaさんとじ~さんが来れられていた。
maさんは以前に比べると随分と締まった印象、じ~さんはクライマー体形で見るからに速そうだが明るくて勢いのある人だ。(のっけからKAZUさんがめっちゃ絡まれていた。)
程なくして一番遠方から来られたえむきゅうさんも到着。リカンベントという特徴的な自転車に乗られている有名な方なのだが凄く紳士でダンディだ。
Photo by KAZUさん
お二人とも話しやすい人でびびって損した。
集合場所までの道中でKAZUさんのペースを確認していたが、まだ本調子では無さそうなので大正池はKAZUさんのペースに合わせて上る事にした。
以前経験があるのだが千切れて上る峠ほど寂しい物はない。
「こんな所二度と来たくない」ってなってしまうし、近くに仲間が居ると辛くても安心出来るはず。
KAZUさんと二人でスタート地点からカッ飛んで行く三人を見送りながら「今日はサポートで良かった」と心から思うのであった。
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【中編】へ続く