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距離感の崩壊したお見送りライド【その3】

皆さんお疲れ様です、サラリーマンサイクリストのシュンです。

 

 

前回までの記事はこちら

whitecollarcyclist.hatenablog.jp

 

whitecollarcyclist.hatenablog.jp

 

将さんの「とりあえず行ったら分かるって」の声を号令代わりに花背峠に向けてスタートを切った。

 

将さんからは「鞍馬温泉の看板がセグメントのスタートですよ」とアナウンスがあり、程なくしてその地点を通過。

 

近くに石海さんと将さんがが居たが「どうぞどうぞ」状態だったので、ちょっと飛び出してみる事にした。

 

スタート直後は緩斜面なのでケイデンスで走れるレベル。軽いギアで250W位で踏んでみる。

 

少し皆さんと差が着いたがここからが地獄。一気に傾斜が10%位まで上がる。

 

まるでZWIFTでAlpe du Zwiftを登っているような感覚だ。

 

チンタラやっているとまずは石海さんが追い付いてきた。石海さんは喉の調子が良くないらしくあまり無理は出来ないとの事で一緒に走ってくださるが、まだまだ余裕がある感じに見えた。

 

やがりもう一段傾斜が上がった所で先行して行かれた。

 

程なくして将さんも追い付いて来られた。ブルべライダーの将さんはマネジメント上手なので僕のように無駄に上げ下げはせず淡々と走るタイプだと思うが地力もある。

 

終わりかけてる僕の傍に居てコースのポイントを教えてくれる。

 

次に来たのはあの男だ。

 

左右から体幹をしっかり締めて傾斜をもろともせずガンガン踏んでいく。彼とは絶対的なパワー差を感じる。

 

あっと言う間に姿が小さくなっていった。

 

その後も将さんにポイントを聞きながら何とか峠に到着した。

 

パワー不足を心から実感した。

 

フロント34T×リア28Tでここまで踏めないのは問題だ。平坦なら誤魔化せるけどヒルクライムは実力の世界だ

 

直ぐにKSKさんも到着され、そしてまたすぐにmaさんも到着された。

 

皆んなが揃った所でmaさんを先頭に長い下り坂を下って行く。

(Photo by じ~さん)

 

京都の山には初めて来たが、車も殆ど来ないし走っていて楽しい道だ。

 

下り終えて分岐点に差し掛かった所で一旦休憩となった。

多分JAの施設か何かだと思う。

 

いずれにしても私はここで帰路に着く予定にしていた。

 

そこでじ〜さんが「美山行くやろ?」とmaさんに絡み出した。

 

僕と一緒に京北方面へ向かうつもりだった方もいらっしゃったようだが、彼はそんな事気にしない「何で?行けるやん、行こや」を連発して、半ば強引な感じで誘ってた。

 

ジャイアンやん(笑)

 

皆さんは美山行きで話がまとまった所でじ〜さんは携帯を取り出して、先程よりも更に詳しく帰り道を教えてくれた。

 

本当に憎めない男である。

 

maさんも将さんも僕を一人で帰らせて申し訳ないって感じだったが、私は私で自分の都合で周りを振り回すのは本意でなく、これはこれで良かったと思う。

 

KSKさんはほぼ連行されてたけど。

 

この時点で走行距離は80kmと言った所。

 

皆さんに挨拶をして一人帰路に着いた。

 

エピローグへ続く。